[10:00] 篠島港

篠島を訪れる定期船が必ず停泊する篠島の玄関口。休憩所の脇に設置された「長浜石」は、加藤清正が名古屋城の石垣を築くために島から切り出したと言われる巨石のうち、島に残された物のひとつです。ちなみに島の南西にはさらに大きな「清正の枕石」と呼ばれる巨石も残されています。

  • 【かな】あー!しらす漁の漁師さんになれる顔出し看板もあるよ。やろう!
  • 【さち】この石、触ってもいいんだって。あ、土台のコンクリートに猫の足あとが…。

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[10:15] 中手島

篠島にありながら伊勢神宮が管理しているという中手島(なかてじま)は元々篠島近郊の小島でしたが1974年の埋め立てにより、篠島と陸続きになりました。山頂には伊勢神宮に献上する「おんべ鯛」を作る調整所があります。

  • 【かな】なんだかスゴく緑が深いね。神秘的な感じ。
  • 【さち】ここにある建物は伊勢神宮が管理してるんだって。

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[10:45] 篠島漁港

しらすの漁獲量日本一の篠島漁港。鯛やフグなども水揚げされる、漁師町篠島の顔です。観光するための施設が用意されているわけではありませんが、ここで働く漁師さんはみんなフレンドリー。声を掛ければ気さくに話を聞かせてくれますよ。ただし写真撮影はひと声かけてからお願いします。

  • 【かな】獲れたてのしらす食べさせてもらったよ!ちょうどいい塩加減でおいしい!
  • 【さち】漁師さんってもっと怖い人たちかと思ってた…。みんな優しいんだね。

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[11:15] しらす加工場

漁港のすぐそばにあるしらすの加工場。獲れたばかりのしらすは出荷の前に、ここで釜茹でし天日でしっかりと干しておきます。その場で冷凍しらすを売ってくれる業者さんもあるので、新鮮なしらすが欲しいなら従業員さんに声を掛けてみてね。

  • 【さち】わ~。しらすってこうやって干すんだねぇ。すごい量!
  • 【かな】あ!見て見て、変なキャラクターがいるよ!ふかふかー。
  • 【さち】しらす日本一をPRする「しらっぴー」だって。一緒に写真撮ってもらお。

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[11:45] 造船所

漁師町である篠島には無数の漁船が停泊していますが、これらの漁船はすべて篠島内にある3ヵ所の造船所で作られています。篠島の漁船には不思議な唐草模様が描かれていますが、この模様を見るとその船がどこの造船所で作られたのかがわかるようになっているそうです。今回は特別に造船所のひとつを見学させていただきました。

  • 【さち】うわーーー大きいーーー!
  • 【かな】港に浮かんでいるとピンとこないけど建物の中に入ってを見るとすごく大きく見えるね。
  • 【さち】港の船は下半分が海面に沈んでるもんね。

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[12:00] 食事

この日の食事は篠島で獲れたしらすをふんだんに使ったしらす定食。しらす鍋、生しらす、釜揚げしらす、しらすの天ぷら…ありとあらゆる食べ方でしらすをいただきまーす!
※篠島でのお食事については篠島観光協会(0569-67-3700・月曜休み)にお問い合わせください。

  • 【かな】すごいよ!しらすづくしだよ!
  • 【さち】ホントにすごい!食べきれるかな…。
  • 【かな】残すならワタシが食べてあげるね。

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[13:30] 帝井

帝井(みかどい)とは読んで字の通り「帝の井戸」のこと。1338年に後醍醐天皇の皇子、義良親王が東北地方へ遠征途中、暴風雨に遭い篠島に漂着したと言われているが、この時に親王が利用していたのがこの井戸の水。今でも南北朝時代そのままの井戸の形をとどめている。

  • 【さち】こんな住宅地の真ん中に由緒ある井戸があるんだねー。
  • 【かな】途中すごい坂があったけど、町並みの雰囲気もいいねぇ。
  • 【さち】あちこちでシャッター切りたくなっちゃうね。

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[13:45]

帝井をあとにしたふたりは、島の女性が民家の屋上でわかめを干しているのを発見。声を掛けて、お話をうかがってきました。

  • 【さち】こんにちはー。これはわかめですよね…。
  • 【島の人】そうですよ。良かったら食べてみる?
  • 【かな】あれ?生のままなのに美味しい!
  • 【島の人】これ軽く茹でたわかめを干しただけなんだよ。
  • 【さち】新鮮なわかめってこんなに美味しいんですね!
  • 【島の人】こっちのメカブに茎わかめも食べてごらん。
  • 【かな】これも美味しい!島の人はいつもこんな美味しいもの食べてるんですね…。

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[14:15] 神明神社

篠島にある神社のひとつ「神明神社」。正月の祭礼では、ここに祀られている女の神様の所に、男の神様がオワタリされてきます。すべて伊勢神宮の古材で作られている、とてもありがたい神社です。

  • 【かな】住宅地の中にある小さな神社なのに、なんかすごく静かだね。
  • 【さち】うん。不思議な静けさ。なんだかちょっと気持ちいいね。

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[14:45] 八王子社

ふたりが次に向かったのは「八王子社」。こちらは神明神社の古材で建てられた神社。つまり伊勢神宮の古材はまずは神明神社に姿を変え、その後この八王子社の材料に使われるのです。伊勢神宮は原則として20年に一度、遷宮(社の建て替え)が行われますが、この時に出る古材が、神明神社・八王子社の材料となるのです。

  • 【さち】神明神社の古材にカンナをかけて建てられた神社なんだって。
  • 【かな】だから少しずつ、建物が小さくなってるんだね。

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[15:00] 前浜

夏は海水浴客で賑わう前浜(ないば)。海水浴のオフシーズンは、800mという愛知県でも有数の広さを誇る砂浜を、ほとんどひとり占めできちゃいます。キレイな砂と遮る物のない空の広さを体感してください。

  • 【かな】広ーい!きれーい!
  • 【さち】港周辺だと気付かなかったけど、こんな砂浜があるんだね。
  • 【かな】ねぇねぇ。棒倒ししようよ!

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[15:45] 再び篠島漁港

ふたりが篠島を巡っていると、午前中漁港で会った島の方が「今、漁港にフグが上がっているよ」と教えてくれました。獲れたてのフグを見たい!というふたりは再び篠島漁港に向かいました。

  • 【かな】うわっ!フグ、大きい!
  • 【さち】本当だ!ちょっと触らせてもらっちゃお。わっ!柔らかい!フグってもっとサメ肌だと思ってた。
  • 【かな】フグなのにサメ肌って…。

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[17:00] 篠島の夕陽

漁港で知り合った島の方が、夕陽の絶景スポットを教えてくれたので、日が落ちる時刻を見計らって篠島の南、鯨ヶ浜へ。ここで日本の夕陽100選に選ばれた夕陽を待ちます。
※夕陽の見られる時刻・場所は季節によって異なります。
詳細は篠島観光協会(0569-67-3700・月曜休み)にお問い合わせください。

  • 【かな】この浜、他に誰もいないね。すごく静かな穴場だね。
  • 【さち】あ、だんだん日が沈んできたよ。
  • 【かな】夕陽…きれいだね。
  • 【さち】うん。また来たいね。篠島。

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